剛のベッドメイク講習会 5

 ベッドには、高校の授業で使う介護用の薄いマット二つを重ね、厚みを持たせて代用する。宿泊用のマットって、最近の物ほどぶ厚くて重たいのだ。高齢者の多い職場環境だけど、本当は君たちみたいな若手に来てほしいわけだよ。ピロ・シーツ・デュベの3点を、剛君が実際にメイクし、皆さんにお手本を示した。

 最初にピロ(枕カバー)をセットし、中の折り目までピシッと決めてみせると、先生と生徒の双方から「オ~ッ!」の歓声が一斉に上がる。特に子供たちの素直な表情ったら! かわいいよ~。普段、どっちかといえばひねくれ気味の大人たちを相手にしている半田所長など、嬉しさ高じてノリに乗ってしまう。熱くてちょっとくどくて、時間配分無視の講義が展開されていく。パフォーマンスする剛も、気分のどんどん上がっていくのが傍目にわかる。それはライブの一体感と、同質のものだ。しわ一つないシーツを敷いて見せ、宿泊のお客さん気分で生徒にダイブさせてみる。それでも乱れない仕上がりに、またしても称賛の嵐。お陰で最も難易度高いデュベの実践までは行き着かず、今回はタイムアップとなった。

 残念な部分は次回の反省に生かすとして、十分な手ごたえをつかんだ最初の授業は、無事終了した。



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