命をつなぐ

一年の中で、私が尤も過ごしやすい時期になりました。
この季節、玉葱・トマト・ジャガイモが旬で、食卓に並ぶ事が多いかと思います。
秋の実りを見据えて、新たに作物を栽培する準備期間でもあります。

代表的なのは稲作です。 皆様は、『代掻き』をご存じですか?

代掻きとは、稲作を代表する『田植え』前に行う作業の事です。 田起こしが完了した田んぼに水を張って、土をさらに細かく砕き、トラクター等で丁寧に混ぜて土の表面を平らにします。 手間をかけることで、苗の生育や雑草の発芽を抑える効果があるそうです。
稲作にとって、代掻きは非常に重要な作業なのです。 「苗床」はその名の通り苗にとっての土台であり、手間暇かけた段取りです。 段取り八分なのは、稲作にも通じます。
代掻きが終わると数日後に田植えがあり、その後数か月に渡り、田んぼに張る水の管理が必要になります。

私の実家は元々、数十世代に渡り農家でした。 祖父の代からサラリーマンとの兼業農家となり、今に至ります。 稲作は渡辺家でも大昔から行っていますが、半世紀ほど前までは農機具などなかった為、手作業が普通でトラクターの代わりは『牛』だったそうです。

今年も仕事の合間に、代掻きを行いました。
半世紀前に比べれば田んぼの規模も小さくなり、作業効率も格段に増しましたが、慣れない手つきで田んぼに立つ私の姿は、きっと先祖から見たらヤキモキすることでしょう。
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