防火設備定期検査制度って?

DSC_0009遅咲きの桜は瞬く間に満開となり、沿道の桜吹雪の中を走る贅沢なドライブを楽しみました。

そんな折、「万葉町田館」では休館日に合わせ、様々な作業が行われます。 今回は法改正による初めての作業として、「防火設備定期点検」が実施されました。

これまでの消防設備点検と、何が違うのか? 消防法に定められた、「警報により火災の発生を知らせたり、消火を行う設備が正常に作動するかなどを点検する」のが消防設備点検です。

防火設備定期点検とは、建築基準法で定める「延焼を防止する防火区画の形成や、火災発生時の安全な避難経路の確保を行う設備が正常に作動するか点検するもの」となっており、管理する監督官庁も違えば検査の範囲も違うものとなります。 当然、それらを行える資格者の基準も異なります。 始まったばかりの制度のため、実際に点検を行うスキルを持った者が不足しているとも聞いております。

では、防火設備定期点検で検査するものとは? 主に防火シャッター、防火扉等となります。 これらは、センサーや自火報連動で作動する他、主導の装置で作動します。 その際の作動状況(開閉に要する時間・安全装置・閉鎖状態)や機器内部のコンディション、バッテリーの状況などを、作動させながら点検していきます。 内部を見るのにスコープカメラを使用したりもします。 検査に合格すると検査済ステッカーを貼り付け、完了です。DSC_0007

このような作業を、丸一日かけて行いました。 町田消防署館内でも実施している施設はまだ少なく、この日は午前中いっぱい消防署員も館内を見て回っておりました。 この種の法律は重大事故が起きるたびに改正され、年々厳しくなる一方です。 人命を守るため必要不可欠な点検とはいえ、費用も掛かりますので、施設を運営する経営者にとっては大きな負担です。 仕事を頂く立場とはいえ、正直複雑な気持ちです。

 

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