月別アーカイブ: 9月 2013

菅野さん、カネ返せぇ~! その6

 一度うとうととして、目を覚ませばデジタル時計の表示は、23時を回ったところ。
 ようやく秋めいてきた夜風がヒンヤリ肌に心地よく、部屋の灯りをつけたまま小1時間、意識が遠のいていたのだった。
 冷涼な風は今この時も、レースのカーテンを前後にゆったり揺らしている。 長く続いた茹だるような季節を、鎮めるための儀式でもあるかの如く。

 明日も仕事だ。
 でも、せっかく目覚めたのにまた寝直すだけというのも、何だか芸がない。 こんな心地よい夜は、本当に久しぶりなのだから。
 音楽、聴こう。
 聴く意欲が、再び湧いてきた。
 音楽を聴かないまま幾日を過ごしても、何の痛痒も感じなくなっていたのに。
 現金なもので、秋の訪れとともに、音が恋しくてたまらなくなった。 それだけの事に、なんだかホッとする。

 ここ数か月、休みと言えば朝から晩まで、映画三昧の日々だった。
 それはそれで自分として悪いことでなく、運動不足から来る代謝の衰えは加速しようと、例えば一昨日は朝9時から『ゴッドファーザー』を観始めて、そうしたらこれが面白くて、やめられない止まらない。 『ゴッドファーザーPartⅡ』『ゴッドファーザーPartⅢ』と、一作の平均が3時間超かかる大作を、夕食までに制覇してしまう。
 映像に限った話なのかもしれないが、持久力・集中力の回復の兆しを少しは感じられて、やっぱり好ましい。
 三部作のトレードマークであるマリオネットを操る手も、同じコッポラ監督の『地獄の黙示録』や『ドラキュラ』を通過した今となっては、かつて想像したのとは違うものを象徴していると初めて感じられた。 これまで何度も観ているのに、つど新たな視点が生まれてくるのは、名作の証しとなろうか。 そうではなくて単純に、僕の未熟さが理解する楽しみを、先送りさせているだけなのか。 いずれであっても、今の気分には、ただ好ましい。

 深夜だ。 窓を開放したまま音を流すなら、それにしばらくスイッチを入れなかったアンプを馴染ませるのに、落ち目の時代を迎えていたアート・ペッパーの『再会』(Art Pepper/Among Friends 1978年9月2日録音)から始めてみようか。 って、そんなに長い時間起きてちゃ明日の事務処理が、頭こっくりヤバくなるのだが。
 
 照明を消してから、1曲目の『Among Friends』をスタート。 いいな、いいな。 この時代遅れな4ビート。
 ジャンキー一筋だったペッパーの青春時代。 ある時はムショにぶち込まれ、時に自ら麻薬更正施設へと入り、それでも断ち切れなかったヤクの誘惑。 女房子供が面会に来たと思ったら、「こんなのお前の親じゃない」と三行半突き付けられて、でもけっきょく音楽しかなくて、ボロボロな心と体のはずが、とっても気持ち良くスイングしている “普通” のジャズのレコード。
 彼の全盛期を愛好する向きには、「復帰後のペッパーは聴かないもんね」な姿勢を貫く人が少なからずいるらしく、比較しちゃえばそれもごもっともと頷けるほど、50年代・ペッパーの切れ味は凄い。 それは芯だけを、鮮やかに抉り出したような音楽だ。 天才の業(わざ)である。 だからと、78年の “普通” な演奏が全面否定されて良いわけではない。
 個人的に最も好きなのは、さらに2年後録音された『Our Song』(アルバム『Winter Moon』収録)。 https://www.youtube.com/watch?v=svpPe1tlKlY
 清水健太郎並みの中毒患者だったペッパーに、ヤクときっぱり手を切らせた3番目の妻・ローリー・ミラーに捧げられた作品。
 ここに溢れてくるものは、愛とも知性とも、美にも似て非なる、生きるのにただ音楽しかない、男の業(ごう)そのものの響きだ。 素っ裸の精神をさらけ出し、無力で、ただアルト・サックスにだけ支えられながら生を永らえるような、透明な慟哭。 純粋な音の悦楽からはほど遠いが、どうしても聴かずにはおれない孤独な男の、しかし誠実で切実な調べ。

 時計を見れば、11時57分。 その時『Among Friends』は終わり、『’Round About Midnight』のテーマを、ペッパーが出し惜しみなど一切なく、奏で始める。
 あぁ、よりによって、ここで来るのか、ラウンド・アバウト・ミッドナイト。
 一日が終わり、新たな一日が始まる、その狭間で意図せず響き始めたラウンド・アバウト・ミッドナイト。
 セロニアス・モンクの、ラウンド・アバウト・ミッドナイト。
 息子が生まれた時、「僧」と書いてモンクと名付けようとするも、誰も取り合ってくれなかった孤高のピアニストを代表する一曲。
  
 啓示である。 灰野敬二でもジョン・ケージでもなく、そんなディープでチープな、お爺さん遊び的なギャグはさておき、またしても “見つけたよ” “何を?” “永遠を” の境地がやってきて、僕は満たされたのです。 そのとき僕は、とんでも幸せでいっぱいになったのです。

 問題は、だ。 もぉ~、「ぜっーたい寝れないモーン」状態に陥ってしまったことだ。
 ペッパー、良かったよ~(感涙)。 でもね、ラウンド・アバウト・ミッドナイトはね、これとちょっと違うんだよね。 何はともあれ、まずはモンクのソロ(Vogue盤)なのよね。 さてこそ、これから。 https://www.youtube.com/watch?v=PVWcsJpm-Pw  ぎょへ~! やっぱスンゲェのよぉ~、セロニアス・モンク! 何とポキンコキンな、このピアニズム。
 そんでね、一応マイルス・デイヴィスのCBS盤も念のためかけちゃみるが、チッチッチッ! この程度で普及の名盤を騙るたぁ、おこがましいにも程があるってもんですぜ。
 やっぱ、やっぱね、ジョージ・ラッセルのラウンド・アバウト・ミッドナイトでしょ。 『Ezz-thetics (1961)』ってアルバムの、末尾飾るやつね。 まさに闇夜を、限られた音で表現し尽くしたかのような前衛な前奏を、ラッセルのピアノ突如かき乱し、虚空のかなたから響き渡るエリック・ドルフィーのアルト・サックス! スンごい、スンご~い。 ドルフィー、スンごい。 え~い気の利かぬ輩め、酒じゃあ、酒をもって参れ! 今宵は拙者の大盤振る舞い、飲め呑め! こんな音楽聴いたあとで、飯食うためだけに生きるなんて、貴様と俺とは下らん清水の桜じゃのう。 とか、一人ごちちゃってね。

 かくのごとく、独り酒宴の末痛む頭を抱え、夜明けまでの短い時間を過ごしたのでした。 でもその日の朝、たしかに僕の幸せは、続いたのでした。 不能が疑われた我が精神は、この日から再び、シュシュシュシュッと勃●を始めたたのです。 ボッペ~!

 https://www.youtube.com/watch?v=6Wee2HSvClY

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我が社について 5

 9月も終ろうとしています。

 ついこの間までの暑さがウソの様に、朝な夕なに過ごしやすくなった今日この頃。 すっかり秋らしい陽気になってきましたね。
 スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋。 と言いますが、やっぱり自分は、食欲の秋が良いな。
 おいしいものを食べて、おいしいお酒を飲みつつ、吉田類の酒場放浪記(吉田さんが店の常連さんからたかる、絶妙な技が必見)を見るか、CS放送のM-TVと言う音楽番組(洋楽、邦楽などのPVやライブ映像など色々)を見ながら、最高のひと時を過ごすわけです。 
https://www.youtube.com/watch?v=hUJsSFg4T74 10年前なら、グラスに注がれたビール一杯に相当な時間を掛けて飲んでいたのも過去の話。 自分でも不思議なくらい、お酒が好きになっていました。 なんて、言うほど飲めませんが。

 しかしこの間受けた健康診断では、どうも肝機能が悪い傾向にあるらしく、食生活やお酒の飲み方を見直さないと、どうも具合が悪い様で(笑)
 笑えない話ですが(汗)
 しっかり自己管理が出来る様にしたいと思っていますが、なかなか自分に厳しく出来ない甘ったれです。 最悪です。
 己を管理出来ない様で他人様をとやかく言えないと、自分を見直す良いきっかけになりました。
 自己管理(個人の生活)をしっかり出来る人は仕事も出来ると思うので、心掛けたいものです。

 9月は決算月という事もあり、来期に向けての目標や売り上げに関しても、真剣に見直さないといけない時期だと思います。 自分の立場・役割を改めて考えて、決めたことは行動に移せるように努力して行きたいです。
 設備管理工事課も、来期は今年以上にじゃんじゃん売上を上げて、「設備工事部?」と言うか、課から部への格上げを目標に頑張ります。 課長代行をはじめ、新人の瀧澤(コラ、ボケッとすんな! ガンガン行くぞー)、各現場で頑張っている皆さん。 個人レベルでなく全体で上げていくイメージで、自分が出来る事を今以上に見つけて、皆を引っ張って行けるような管理者を目指したいです。

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お も て な し のこころ

 最近どうやら一段落した様相ですが、個人的に気になる類似の話題が、チョット前まで世間を騒がせていました。 だいたい一回報道されると、連鎖反応からか連日、似たような ”ネタ” が続く世の習いですが・・
 SNS(ソーシャル・ネット・ワーキングサービス)に、軽はずみな気持ちから投稿したと思われる ”おふざけ” ショット。 その多くが、自分が働かせて頂いてる職場をネタにしたもの。 業務用の冷蔵庫に入っちゃったり、ハンバーガーの上に寝そべったりって… 「これ、ホントに日本??!! ●国じゃないの??(中●にもイイ人は沢山いるはずなのに、すみません)」と、当初は目を疑いました。

 日本のモラルや風土が崩壊しかけているようで、これからを担う若者達に、非常に危機感を感じますね。
 7年後には、せっかく東京オリンピック・パラリンピックが決定したのに。 かつて 『日本人はプレゼンが下手クソだ!!』 なんて言われた時代もありましたが、今回の東京招致団・8名のプレゼンターの方々は、身ぶり手ぶりを交えIOC委員のハートに訴える戦術が奏功し、見ごと苦手を払拭して魅せてくれたのに。 一方で国内の若者たちの軽率さというか・・・ 『善・悪』の区別が出来ない道徳の無さに、ニュースを観るたびガッカリします。

 ともあれ、今回の五輪プレゼンを(地上波で)リアルタイムに立ち会えたのは感動でした。 加えて、(前回のブログにも書かせて頂いた『桜橋そうじろうプレゼンテーション』にて)人生初の大舞台を務めたわたくしにとって、人とは違った目線からも、聴衆していました。

 あの滝川クリステルさんも、今回の “大役” には現地でかなりの重圧がのしかかっていたといいます。
 「5日の公式リハーサルでは、『プレッシャーで、本番はここに立っていられなくなるかも…』と、周囲に弱音を漏らしていました。 実際、彼女の衰弱ぶりは明らかで、首周りが細くなってしまったのを大き目のスカーフで隠したり。 期間中だけで、3キロ近くは痩せたようでした(同行記者)」 《Yahooニュース引用》 とか・・・。

 舞台の大きさは違えど、❛伝える❜行為は同じなわけで…
 やはり、どんなに大物著名人や総理やら、政治家さんであっても、プレゼンはとにかく!
 一に練習、二に練習、三四がなくて五に練習が不可欠なんですね! 石破幹事長 (´・ω・)!

 伝統文化の「おもてなしのこころ」を、ハーフで日本人離れした容姿の滝川さんからプレゼンされると何と言いますか・・・ 私としては不思議な気分で、むしろ日本語堪能なフランス女性による、我が国ご案内といったイメージでした。
 何はともあれ、あんな美人さんに言われると納得の説得力!!
 言霊パワーはハンパなく、「今でしょ!」の流行語大賞有力候補も凌ぐ勢いで正に今! 「おもてなし」ブームにまで発展してしまっていますから、凄いです。

 おもてなしは「裏表なし」と一般的に言われているようですが、優しい目線・柔和な表情でお客様を観察するのみならず、常に気遣いを怠らず、何らかのアクションがある前に様々なお世話やサービスを提供することこそ、あなたにしか出来ない「本物のおもてなし」なのだそうです。
 滝川さんには “イイもの” を見せて頂きました。 オリンピック開催の7年後、わたくしは45歳。 まだまだ、おんなざかり真っ最中~♡(予定・・・) 

 さてさて、「桜橋そうじろう」の活動は?と言いますと・・・ ついにそうじろう君の実写版! 着ぐるみが完成致しました~♪
 よくこうしたキャラクターでありがちなのが、イラストを実写化してみたらイビツ感が勝って可愛さが半減してしまうという、残念なパターンもガッカリしないために想定しておいたのですが、それには及びませんでした。 イラストのそうじろう君を忠実に再現してくれていて、思っていた以上のクオリティの高さに思わず感心!! 質感もフワフワで心地イイ~◎(今だけ^^!?) 中身は私が主に担当となりますので、見掛けた際には手を振って頂くと嬉しいです♡ そうじろうで、「おもてなしのこころ」体現に努めますね!
 近々、お披露目を兼ねて皆さんの前に突じょ現れるかもしれません。 神出鬼没なそうじろう君をお楽しみに~(*^▽^*)

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最低賃金改定の10月がやってきた!

 毎年この季節になると、厚労省から頭の痛い見直しの発表があります。 逆の立場から、パートの皆さんにとっては朗報となるわけですが。

 来月10月から、各都道府県で最低賃金が改定されるのです。   
   
 静岡県では10月12日より、現行735円が749円に。 神奈川県に至っては10月20日から、849円が868円にもアップします。 これは東京に次ぎ、全国第2位の最賃価格です。

 箱根の現場で今月2回、求人広告を出しました。 反応は厳しく、責任者から出るのはため息ばかりです。 高い広告代を払って採用に至ったのは、2つの現場で各1名ずつに過ぎません。 これでは、焼け石に水です。

 広告会社によれば、ホテル・旅館・介護関係のサービス業は、人集めが事のほか厳しい職種との見解です。

 これが10年前なら、西湘地区と箱根地区では賃金に幅があり、一度求人広告を打てば、反応もそれなりにありました (当時、西湘地区では時給750円前後・箱根地区では900円が相場でした)。

 最近では、西湘地区でも800円代の求人が減りつつあります。 賃金に差がなくなれば、わざわざ送迎のバスに揺られ片道1時間かかる箱根の山を登る苦労など、だれも選択しなくなるのが道理です。 だからと、取引先が契約金を上げてくれるチャンスをうかがうなど、夢のまた夢です。

 今後、このペースで毎年改定されていけば、箱根地区での求人活動は、手詰まりな局面を迎えるはずです。 その時、労働集約型の我が業界に限っては、体力のある大手が有利とは、一概に言えない環境です。 上記職種においては、存続自体に疑問符が付くと言えそうです。

 加えて、消費税率がアップします。 取引先との交渉次第では、税率の上がった分が実質の契約には反映されず、そうなれば今でも薄い利益率を、更に圧迫します。

 今後、最低賃金だけが上がり続け、取引先に値上げを認めてもらえなければ、いずれ事業の継続が立ち行かなくなります。 想像するだに、恐ろしい未来です!                                        

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新車納入

 平成17年9月から8年乗り続けた愛車、 「15-80プロボックス号」 が本日、リース満了となった。
 後部に小さく記されたt℡ 「0543-64-7690」 は、旧清水市の市外局番。 これだけ見ても、年代物と知れる。 走行距離24万キロ余、年間で均せば、3万キロ走った計算になる。 今でこそ遠くの現場に行く機会は減ったが、乗り始めは年間4万キロを超していた。 車体に幾多、歴史を物語るかすり傷もあるが、大半は本社車庫入れの際に創ったもの。 総じて大きな事故も無く、無事乗り終えたのはありがたい。
 我が愛車 「15-80プロボックス号」 よ、8年間お世話になりました。 どうもありがとう。

 そして本日、 「69-95プロボックス号」 が入庫されました。
 今度のプロボックス号には社名が入っていないものの、一目でエス・ビー・エムの車両と分かります。 理由はこの色(ベージュメタリック)。 納車してくれたディーラーさんから当社の管理部長に電話があり、 「本当にこの色で良いですか?」 ダメ押しの確認まであったとか。
 搬入したディーラーに限っては、この色のリクエストは初めてとの事です。
 仕事でも差別化を心掛け、目立つ事がエス・ビー・エムの信条にぴったりの新車です。
 さあ、新車で各地を駆け廻ろう! 書物を捨て、街に出よう!
 ちょっと古いが(かなり古いが)、「発車~オーライ、明るく~明るく~走るのよ・・・」

 http://www.youtube.com/watch?v=_EcQWSFWX60

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いざ、国家資格に挑戦!

 こんにちは、久々の更新になってしまいました。

 今回は、先日受けた講習のお話を、ちょこっとしたいと思います。
 受講したのは、 「ハウスクリーニング技能実技講習」 というものです。 昨年よりハスクリーニング技能士という国家資格制度が始まり、その試験の準備講習になります。

 技能検定制度は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることが目的です。 働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する制度で、昭和44年制定の職業能力開発促進法に基づき実施されています。 平成22年12月に、ハウスクリーニングが新たに検定職種として追加されました。 ハウスクリーニングに従事する人々の技能が国家検定として認められるようになり、技能検定に合格した者には合格証書が交付され、技能士の称号が与えられる、というものです。

 我々ハウスクリーニング事業を営んでいるものとしては、非常にありがたい称号です。
 お掃除というと、一般的には誰でもできるでしょ?と思われがちですが、実際は非常に技術・知識が必要な仕事です。 どのような汚れなのか、どの薬剤・資器材を使えばよいのか、選定しなくてはいけません。 それには、ある程度の経験も必要です。

 ご依頼を頂き、ご自宅に訪問し作業します。 仕上がりを見て頂くと、 「あー、やっぱりプロは違うね!」 とうれしいお言葉。 我々にとっては、この上ない励みです。 それに加え、国からも技術者として認定を頂ければ、さらにプロ意識も高まり自信にもつながります! もちろんその分、責任は重くなりますが、わが社だけでなく我々ハウスクリーニングを業としているものとして、この業界が認知され、また向上していくことはうれしいことです! まずは10月の認定試験に向け、日々努力していきたいと思います。

 頑張れ自分!ということで今回は締めさせていただきます! 合格したら、また報告します。
 報告がなかったら…察してください…笑  わかってください(涙) by因幡晃

 それでは!!

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菅野さん、カネ返せぇ~! その5

 平日の午後9時を過ぎたあたり。 『清水I.C西』の交差点は、危ない時間帯を迎える。 現にウチの社員が2年連続で、さいわい人身にまで至らなかったものの、大きな事故を経験している。

 国道1号・静清バイパス。 信号が右折専用の矢印に変わるところにかえって加速で直進し、対向車を威嚇するように突き抜けて行くトラック群。 上り下り問わず、事情は同じ。 運転手をそうした心理にさせる条件(信号が変わる“間”だったり、対向車との呼吸だったり)が、整っているためなのか。
 理不尽であっても、右折車はこうした無法者たちが通り過ぎるのを待って信号を曲がるのが、見慣れた帰宅途上の慣わしである。

 9月4日・水曜日。 県道54号線から右折し、バイパスに乗ろうと信号待ちしていた僕の眼前を、右手から猛スピードで走り抜けて行く大型トラック。
 かたや左視界の隅では、正当な権利は自分にあるとばかり、あくまで右折を優先しようと動き始めた白い軽自動車の姿。
 「ぶつかる」 思った瞬間 “バシャッ!” と、デカくて乾いた不吉な衝撃音が、辺りを切り裂くようにとどろく。 音の方向に目をやれば、急ブレーキもむなしく、さして減速もないまま静岡方面に下っていくトラック。 残るのは、路上に置き去りにされた巨大なバンパー、跡形もなく視界から姿を消した軽乗用車。

 「駄目だ」 すぐに、確信する。 気の毒だとも、助かっていればと同情を寄せるでもなく淡々と、そのひと言だけが頭に浮かんだ。
 間もなく前方の信号が青に変わり、先頭車両に後続する形で、否応なく現場から遠ざかる。 少しでも現状を確認したいのだろう、誰もが初めはのろのろと、それもバイパスに入ってしまえば、流れに逆らって振り向くわけにもいかない。 最初の信号を過ぎる頃には、意識はともかく運転は通常の状態に戻っていた。

 その夜、深夜まで地元テレビ局のニュースに気を配り、翌日の朝刊まで隈なく目を通しても、事故の顛末はついに見出せない。 毎にち県内のあちらこちらで発生する、日常茶飯事の案件だからか。 見た目以上に、軽微な損害で済んだためだったからか。 そもそも、そんなに気になるなら速やかに現場へと戻り、被害にあった当事者に少しでも力添えすることがないかと、行動に移すのが筋だったはず。

 ようやく 『静岡新聞』 が、翌日夕刊にたった数行の、ごくありきたりな無味乾燥の記事として掲載した。
 トラック運転手は40歳の男。 対して、会社帰りだったという21歳の男性は頭を強く打ち、死亡したそうだ。
 自分の息子と1歳差しかない若い命が断たれたことを、この時あらためて知った。 僕よりひと回りも若いドライバーが、残り人生の全てを賭して償わなければならない痛ましい結末にも、思い至った。

 人が事故で即死する瞬間に遭遇したのは、これが初めてだ。 あっけないと思った。 もともと人の世とは、そのような不安定極まりないものだと思ってはいたけれど、想像じゃなく体感言語として認識できたのは、51年の生涯初めての事だ。 それだけ、平和な半生だったと言える。

 僕を含め、居合わせたドライバー達の無関心さに気付かされたのは、だいぶ後の事だ。 別に関わり合いになりたくないと思って、その場から遠ざかったわけじゃない。 抗えない車の流れが、自然と遠ざけたのだ。 他方で不思議なほど冷静に、それを自分とまるで無関係な “他人の死” と受け止め、そこからさき一歩も思考が進まないままなのも、また事実だ。 むかし豊かだったはずの感受性は、よほど疲弊してしまった。 そう判断せざるを得ない。 自身にとって、良くない兆候だと感じる。 と同時に、やむを得ないことにも思えてしまう。

 「人間は死ぬべきものである、これがこの世でもっとも確実な真理なのである。 それにまして確実な真理はなく、人間のする一切のことは、所詮、死の不安を忘れるために、人間が発明した空しいたわむれである。 一切は空しく、一切は価値がない。 しかし今、しばし待て。 やがて時がやってくる。 自分が無に、全くの無になる時がくる。 その時を待とうではないか。 こういう人生観に私は憑かれたのである。 そしてハイデッガーを読むとともに、坂口安吾や、太宰治に読みふけった。」(梅原猛著『学問のすすめ』より)

 祖霊化した魂が再び生まれ替わるという指摘は、早くから柳田国男によってなされてきた。 柳田国男による死後の観念の到達点といわれる『先祖の話』から、しばしば引用される著名な一文を引用しておくことにしよう。
 「私がこの本の中で力を入れて説きたいと思ふ一つの点は、日本人の死後の観念、即ち霊は永久にこの国土のうちに留まつて、さう遠方へは行つてしまはないといふ信仰が、恐らくは世の始めから、少なくとも今日まで、可なり根強くまだ持ち続けられて居るといふことである」
 注意をしておきたいのは、ここでの「生まれかわり」が、個人が個性を持ったまま、あるいは前世の記憶を持って生まれ替わるのではないという点である。 個人は弔い上げを終えて個性を失い、先祖の御霊といっしょになって祖霊となるのである。 生まれかわりは、祖霊の一部が子孫の肉体に入ることによって生じる。 我々は、先祖と子孫の中間に位置する者であって、広義の意味で魂の循環の輪のなかのどこかに存在することになる。(石井研士著『現代日本人の魂のゆくへ』より)

 淋しいことかもしれないけれど、梅原猛の死生観は僕の思念に、ぴたりと寄り添う。 一方で、霊はいつも近くにあって、しかし前世の記憶を失い無限に生まれ変わりを繰り返す、柳田国男による死後の観念は、とても馴染めはしないものの、焦がれはする。 そう思えたなら、ヒトは今生をよほど穏やかなうちに、過ごせるだろうと思うから。

 梅原猛と柳田国男の死生観が程よくブレンドされた存在といえば、 『しまっちゃうおじさん』 ではないか。 1986年発表当時から今も連載が続く、いがらしみきおの4コマ漫画 『ぼのぼの』 に登場する人物(動物?)である。
 主人公ぼのぼのによる、空想上のキャラクター。 ぼのぼのが何らかの局面の変化に際し、マイナスに思考が傾くことで、自らを暗い洞窟の収容スペースに連れ去るおじさんを思い描くのだ。 まさしくそれは、死のイメージ。 暗黒に閉ざされ、無に帰す行為を、しまっちゃうおじさんは優しく穏やかな儀式としてとり行う。
 そのとき無に帰るとは、殺伐としたこの世の行き着く先にあるのではなく、静謐な見守りの中で、そっと、ひそやかなため息の一つと共に終わる瞬間となる。

 しまっちゃうおじさんにしまわれる最後は、胎内回帰のごとく、僕の理想とするこの世からの別れである。

 http://www.youtube.com/watch?v=1qvyWFIIlkQ

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超カンタン!! 『簿記塾開講』

 単式簿記と複式簿記 ②

 前回からの続きです。 「単式簿記と複式簿記って何?」の決り事について、話を進めます。
 
 以前お話ししたとおり、家計簿の書き方に決まりはありません。
 人それぞれの書き方で、全然構わないはずです。
 なぜなら、自分が見てその内容を、理解できればいいからです。
 他の人に我が家の家計簿を見せてあげる事態なんて、通常起こり得ませんよね?
 だから、他の人には意味不明でも、一向に差し支えないわけです。

 一方、会社で扱う帳簿は、他の人が理解できなくてはいけません。
 会社の帳簿は、多くの関係者の目に晒されるからです。
 帳簿をつけるそれぞれが自分勝手な書き方をしていると、まとまりのない理解しにくいものになってしまいます(正確には、財務諸表【ざいむしょひょう】と呼ばれる会社の成績表です)。
 当然、多くの人たちが同じものを見て、そこから同じ内容を正しく理解できなければいけません。
 そのため家計簿ならば求めずに済む、共通の書き方が必要となるのです。

 さてここで、師匠と弟子の登場となります。

 師匠が弟子に質問。
 師匠 「おい弟子よ、 『バナナ』 を食べてどうじゃったな?」
 弟子 「色が黄色であま~い食べ物ね、美味しかったですよ」

 人によって説明の仕方に、若干の違いはあるかもしれませんが、イメージするのは同じもののはずです。
 これは 『バナナ=黄色い果物』 が、皆の共通認識になっているからです。
 だから仮に、 「昨日の朝はバナナでさ~」 と同僚が話しかけてきても、 「ああ、あの黄色い果物ね」 と、あなたは瞬時に理解するわけです。

 ところがもし、あなたの家でバナナのことを、 『プリン』 と呼んでいるとしたらどうでしょう。

 弟子 「そう言えば前に師匠が話していた、バナナ食べてみましたよ。 そう、バナナ。 結構、美味かったですよ。 上の茶色の部分がチョット苦くって――」
 師匠 「・・・バナナ?・・・茶色?・・・苦い?」
 弟子 「そう、黄色くて柔らかくて、あま~い食べ物ですよ」
 師匠 「バナナの茶色の部分って、なんじゃ? 腐りかけってことか?」
 弟子 「え? いや、普通のバナナですよ。 黄色い食べ物の。 前に話してたじゃん」
 師匠 「・・・もしかしてバナナのことか?」
 弟子 「そうそう、そのバナナですよ!」
 師匠 「・・・・・・・・・?!」

 通じるわけねぇだろヾ(。`Д´。)ノ

 なんだか、簿記とかけ離れてしまいましたが(・ω・)
 要するに、会社で使う簿記には決まりごとがあると言いたいのです。
 この決まりごとを守ることで、皆が理解できるようになります。
 「こういう書き方しなさいよ」 「こんな時はこういう処理をしなさいよ」 って感じです。

 つまり簿記を学ぶとは、この決まりごとを知ることだと言えます。

 次回に続きます。

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親現場№13

 ここ最近、朝晩涼しい日が続いておりました。 長かった今年の夏が、やっと終わった! ホッとしたのもつかの間、またも気温が上がり始めます(12日現在30℃)。 暑さ寒さも彼岸まで。 やはり本格的な秋の到来は、再来週の3連休明けに持越しでしょうか。

 さて、今回ご紹介する現場は、浜松にあります某・熔接工場の、外壁等の洗浄作業です。

 聞けば春先、近くの建設現場より鉱物性の油が飛散して、屋上・外壁・玄関のトビラ・フェンス・床面等に付着してしまったそうです。

 当初は保険金を納めることで、示談交渉が進んでいた模様です。 8月に入って状況が変わり、全面クリーニングの運びとなりました。

 作業は9/4~9/6の3日間で、実施しました(浜松のH業者に依頼)。

 当社で製造した、強アルカリ電解水を用いての洗浄作業。 薬剤を使用しないので、排水も安心!

 立ち合いとして初日を私、2日目・星崎主任、最終日は村松室長がそれぞれ担当しました。

 作業は無事、完了しました。

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2020東京オリンピック

 

 2020年オリンピックの開催地が、東京に決定しました。
 深夜から早朝にかけて、ついに決定という瞬間をテレビ中継ながらも立ち会えたことに、たいへん興奮しました。
 56年ぶり、東京での開催。 1964年の東京オリンピック当時、私は高校2年生でした。 運よく(?)生きていられたら、73歳でもう一度、あの時の熱狂と感動を目の当たりにできるのです。 現在70歳代・80歳代のご高齢者で、このイベントを励みに長生きしようと思われた方も少なからずおられるのではないでしょうか。 人間、目標があるというのは良いものです。

 オリンピック・イヤーに合わせ、新幹線や東名高速道路も開通し、正に日本は高度成長期。 イケイケドンドンの時代でした。 聖火リレーの最終ランナーが坂井義則さん(昭和20年8月6日、広島生まれ、原爆が広島に投下された日に誕生)だった事で、敗戦からの立ち直りを世界中に見せつけたものです。 前回の東京オリンピックには、日本の夢と希望がありました。
 これを機に景気は更に上向きとなり、日本の高度成長時代が到来しました。

 さて、今度の2020年・東京オリンピックは、前回の開催と世情が大きく変わっています。 人口の減少に反比例するように高齢者の割合は右肩上がり、減速経済で借金大国となっています。
 何より気になるのは、ほんとうに福島原発の汚染水処理が、大丈夫なのかという点です。 政府が本腰を入れると言っても、大量の汚染水を生産し続ける原子炉内部に、回収どころか近づくことも不可能な状態です。 いつになったら立ち入れるのか、それすら目処がたっていません。 東京までの影響は断言できないものの、だから安心・安全とは、誰も言い切れないでしょう。 オリンピックが世界のイベントなら、汚染水処理も世界規模で考えなければならない問題だと思います。 お祭りムードに水を差すのは本意でありませんが、いずれ世界の目が日本に集中してくる以上、避けて通れない課題です。

 まだまだ、難問はたくさんあるはずです。 しかし、これから国民が総力を挙げてオリンピック開催に取り組み、第二の高度成長期を迎え、我々ビルメンテナンス業にも好景気の波がやってくることを切望しております。

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