カテゴリー別アーカイブ: ホテル

ホストクラブじゃねえよ!

皆様、お疲れ様です。
さて、私のブログ「各現場の人材にズームイン!」も、3回目となりました。 こんなタイトルのシリーズがあること、当の私も知りませんでしたが。
このブログもしかり、継続は力なりと心に刻み、今後も続けてまいる所存です。

今回も引き続き、箱根のスタッフ紹介となります。
過去2回も、「お前、よく載せられるな」と言われかねない内容でしたが、今回は若者が人との出会いで人生が変わる!と、最高にして自画自賛な内容ですので、恐縮ですが一読頂けると幸いです。 なお、私(半田浩幸)が強要して書かせたわけでは決してありません、念のため。

お疲れ様です。 倉橋信幸と申します。
今回、半田業務課長のブログに掲載させていただけるという事なので、簡潔に自己紹介をした上、近況報告など書かせて頂きます。
最初に述べさせて頂くと、僕には誇れる学歴が無く、まして文章をつづった経験など、過去一度もありません。 見るに堪えない記録となるはずですが、僕なりに頑張って書かして頂きますので、ご容赦下さい。

箱根のホテルで内務の勤務を始め、丸6年が経ちました。 申し上げた通り学歴もなく、頭もさほど良くないと自覚する僕は、自分の意志と言うより成りゆきから箱根に暮らし始め、何となく最近まで過ごしてきたというのが本音です。 勤務した当初は、業界特有のしきたりや不規則な勤務に、だいぶ戸惑いもしました。 くじけそうになるたび、(少なくとも表向きは)いつも明るい大石所長をはじめ、職場の先輩たちのご助力から、なんとか踏ん張ることが出来ました。 それでも、将来に向けて前向きな気持ちまではなかなか持てず、振り返ればよどんだ意識のまま、怠惰な日々を送っていたように思います。

それが最近では、仕事が楽しくて仕方ありません。 なぜこんなにも、気持ちが変わったのか。 その理由は「半田課長との出会い」に他なりません。 以前、エスビーエムの幹部研修に初めて出席した際、ご挨拶したのがきっかけでした。 僕は内向的性格と自覚していますので、半田課長のユーモアと積極性ある人柄に接して、すぐに惹きつけられました。 自分に足りない魅力を感じたからです。 その後、仕事やプライベートの面でも色々声を掛けて頂くようになります。 半田課長を通して、今まで遠い存在でしかなかった塚本常務はじめ、本社管理の方たちと交流を持たせて頂ける機会も増え、仕事にやりがいが生まれました。

今は通常業務とは別に、仲間を先導しサポートしていく立場の仕事を、大石所長から教わる日々です。 なんといいましても飽き性の僕が仕事を続ける事ができているのも、いつも明るい大石所長のおかげです。 ですが大石所長との出会いまでさかのぼるのは、今回は差し控えたく思います(←お前、大石所長の言えない過去を、何か知ってるのか?by半田)。

数10名の従業員を管理する立場になるべく研鑽を重ねることになろうとは、1年前には想像もしていませんでした。 一つの出会いが人生を豊かにし、もしかしたら貧しくもしてしまうことを、今は肌で感じております。 上司だけでなく、関わる全ての方達によって今の僕が生かされていることに、感謝の気持ちを持ちたいと思いました。 とは言え職場では、つい短気になってしまい仲間とぶつかってしまう未熟さから、理想と現実のギャップはまだまだ遠いのですが・・・

最後に、ETCとか労災とか「殺して~」とか、僕の知らない大石所長の過去のエピソードを、塚本常務はいろいろとご存知のようです。 こうした情報も、大事な引き継ぎの一環と思います。 ぜひご教示下さい。 大石所長、半田業務課長、これからもご指導の程よろしくお願いいたします!

カテゴリー: スタッフ紹介, ホテル, 研修 | ホストクラブじゃねえよ! はコメントを受け付けていません。

期待しても、いいですか?

5連休というシルバーウィークが始まる、今週末を前にして朗報です。

9月11日(金)14時。 気象庁から、大涌谷の噴火レベルを2に引き下げる発表がありました。

これに伴い、半径1㎞の立ち入り規制が、大涌谷を中心とした火口域半径530mへと収縮。 今日(月)10時からは、道路の通行止めも緩和されました。

秋の行楽シーズーンを迎えるに当たり、一歩前進です。 他方、温泉火口付近では、破損した温泉管などのメンテナンスに莫大な予算がかかるため、関係者が頭を抱えているとの情報も耳にしています。 何とか復旧したとして、また警戒レヴェルが上がったりすれば、施設の継続自体が困難になるでしょう。 先の見えない自然現象に、現地の方々の苦悩は続きます。

箱根の玄関口・湯本地区でも、一時に比べお客様が戻ってきました。 ひと気の絶えた温泉地駅周辺なんてさびしい光景も、そうざらにはありません。 この活気が続きますよう、今後に期待します。

しかし10月には、最低賃金が905円となる新たな難題が待ちかまえています。 体力の落ちた取引先に、人件費高騰による値上げ交渉は、困難を極めるはずです。 一難去ってまた一難の、下半期となりそうです。

カテゴリー: ホテル, 営業, 自然災害 | 期待しても、いいですか? はコメントを受け付けていません。

夏休みもあと1週間‥

箱根においても、お盆期間の集客はほぼ前年並まで回復しました。 その後は、昨年比6~8割程度まで落ち込んでいます。 それでも夏休み前半の状況を思えば、客足は一定程度、戻ってきたと言えます。

6/30(火)から大涌谷噴火レベル3に伴い、警戒区域が拡大していました。

昨日8/24(月)、避難生活の長期化など様々な問題が露呈しているため、火山活動の推移と安全を確認しながら、段階的に警戒区域地区を緩和していくと、発表がありました。 一部の道路も、昨日から通行可能になっております。

これから秋にかけて、紅葉の季節を迎えます。 その時までに、警戒レベルが2に下がってくれるとありがたいのですが。 年が明ければ恒例の、箱根駅伝も控えております。

昨日まで、女子プロゴルフが仙石原の大箱根カントリークラブで開催されておりました。 テレビ中継の中で解説の戸張さんも、「箱根は安心です」とアピールされていました。

カテゴリー: ホテル, 自然災害 | 夏休みもあと1週間‥ はコメントを受け付けていません。

話したって分からない人は変わらず分からないが、話さない事には始まらない 4

夏休み本番というのに、空室ばかりが目立つ箱根湯本のホテル群。

例年ならここ数か月は、満室ソールドアウトの日々が続き、ぜーんぜん休めないじゃんヒトの手配何とかしてよ状態にアップアップしているはずが、「夜ぜんぶ片付けちゃうと朝の仕事がなくなっちゃうから、残してそのぶん早く上がろう」とか、少ないパイのお裾分けみたいな勤務が常態化している。 キャンセルは少ないんだけど、何しろ新規の予約が来ないのよね。 ア~ア、出るのはため息ばかり。 ちなみに “ニューヨークのため息” ヘレン・メリルは、7月21日に85回目の誕生日を迎えられたそうで、全然関係ないけどおめでとうございます。 我が社の女所長も、このくらいは軽く生きるつもりなんだろう。 たくましいな。 それとも、図々しいっていうのかな。

https://www.youtube.com/watch?v=YM0PhsP7ulk

今週29日、箱根湯本のホテルで、この時期恒例の業者会が開かれた。 僕と同じ7月18日生まれの社長さん(お歳はひと回り上)はご挨拶で、「警戒レベル3の状態が長く続けば、箱根にあるホテルの半分程度が潰れるかもしれない」などと、相当深刻なコメントを出された。

いつも超ノンキそうにされているこのお方にして、この危機感である。 警戒レベル2になった先々月、一度だけNHKの取材を受けて、「風評被害」とひとこと本音を口にしてしまったところ、視聴者からボコボコにされたとおっしゃる。 人の命より自分の商売が大事なのか! どうせ今まで、箱根のブランドの上にに胡坐掻いてきたんだろ! などとエラい言われようであるが、被害が想定される大涌谷から1キロ圏内はちゃんと通行止めになっているのだし、そこから7キロ離れた箱根湯本が危険だと印象付けられる事態は、風評被害いがい何ものでもないと思うのだが。 声は小さめに、でも主張しちゃうが。

このところ集客は絶好調だったにしろ、決してどのホテルも殿様商売なんかしていないし、何せハコモノは、絶えず発生する修繕や飽きさせないためのリニューアルとか、何しろお金がかかる宿命なんである。 だからと言って来館されるお客様に、大変なのよねなんてそぶり、微塵も見せられないでしょ。 サービス業に従事する人の賃金だって、不規則なうえに長時間労働、疲れていたって笑顔で接客、その割には、ホント安いんだから。 分かってほしいな、現場の辛さ。 わかってほしい…悲しみを とかいうタイの歌謡曲だってあるじゃない。

https://www.youtube.com/watch?v=o2bYsJZMwuU ←って、実は知らないんだけど。

とはいえ大涌谷を抱える山の方だって同じ箱根だし、湯本ばっかり安全ですよ~を強調しちゃうと、同業者の風当りも強くなろう一方だろうて。 ここはやっぱ、黙って耐えるしかない時期なんだろうな。 辛くとも明るく前向きにいくんだと、最後は熱いメッセージで社長が締められました。 そうそう、今後は活火山と向き合いながら、どう体力を強化していくかの課題も挙げられていた。 たぶん1回でも水蒸気爆発プシュ~ってすれば、な~んだこの程度かって分かって、却って安心してもらえるかもね。 でもこんなこと事書くと、不謹慎だ!って怒られるかもね。

忙しくなればとても割く時間などない合同ミーティングを、ヒマゆえに22日開催しました。 第2回目である。 内務のリーダー・ノブちゃんを司会に数時間かけ、いくつかのテーマが話し合われる。 感心なのは前回の課題をちゃんとクリアし報告が行われたことで、それが当たり前だと言われればそれまでだが、本社の会議なんてやるって言っててまるでやらない奴、いるんだもんね。 現場の方が、ちゃんと実行できてるよな。

お客様との一期一会を大事にしようなどと、立派な見解を述べるベテランさんがいれば、「ボク、何にも考えてません」と悪気なく答えるタカハシ君のような逸材まで、幅広く興味深い意見が交換された。

本社・清水に面接に来たのを拾って、片道切符を条件に寮に送り込んだタカハシ君は、当初とても使えない出て行ってほしいと報告を受け、それも無理ないどこぞで野たれ死ね!くらいの心づもりでいたところ、先輩のイデノ君の温かい励ましにいつしか職場にも定着し、今回初めて仕事っぷりを見ると、オオこれが初対面で背景にいくつもの斜線を刻み絶望の極みにあったはずのタカハシ君と同一人物なのかと、機敏なその動きに感慨ひとしおなのであった。

ちなみに仕事の足しにと受けた小田原Amazonの工場の面接は、あっさり落とされたらしい。 そりゃあそうだろう。 タカハシ君ほどの人材を雇用できる度量のある会社など、我がSBMをおいて、他に在ろうはずなどないのだから。

タカハシ君、大それた望みは捨てて、キミはここで一生を過ごすんだよ。

カテゴリー: ホテル, 担当者の趣味、その他, 日常業務, 研修, 自然災害 | 話したって分からない人は変わらず分からないが、話さない事には始まらない 4 はコメントを受け付けていません。

話したって分からない人は変わらず分からないが、話さない事には始まらない 3

今年に限っては、人の気配極めて希薄になってしまったアジサイ咲き誇る梅雨の箱根、芦ノ湖。

新車の匂い未だ濃く残る、納車3週目のハイブイットで、閑古鳥鳴く観光地を横目に通り抜けていく。 いつもなら賑わう恩賜公園に駐車する車はまばらで、旧街道の杉並木や関所を散策しているはずの団体など皆無、人影そのものからして寂しい。

安全第一のスピードを心がけ、カー・ステレオから流れる Throbbing Gristle 「20 Jazz Funk Greats」 の末梢的なパルスに身を委ねていると、不謹慎にも至福の瞬間の到来を感じて、しばし戸惑う。

アルバム・ジャケットにみなぎる、尋常でない悪意と空々しさ。 呪詛も絶望も、叫びまでも圧縮された空間に封じ込め、全てをどこか遠い他人ごととして響かそうとする、いわば絞りカスのような音楽。

“意味”を否定し、否定することに意志を傾注することで生まれてしまう新たな“意味”までも拒絶しようとする、強固たるヨーロッパの精神を宿した、意志ある音の堆積物。

故に無機質で、生々しさのかけらもない音の流れは、いつしか先鋭化された暗部のリアリティと化しながら、聴く者を糾弾し始めるのだ。

なぁんて、わざと難解にしてインテリを装うこの書き出しは、まるで往年のFool’s Mate。 でも、「スロッビング・グリッスル大好き!」なんて、おかわりシスターズの解散コンサートで松尾羽純が絶叫した「みんな大好き!」みたくストレートな表現だとそぐわない感がどうにも否めず、持って回った言い回しに、どうしてもなってしまう。

実は単純に、齢を重ねるほどスロッビング・グリッスルが好きになってきたという事だけなんですけどね。 で、彼らを知っててエ~ッと顔をしかめた人達に慌てて言い訳めくと(汗)、「恋するフォーチュン・クッキー」も「借りたままのサリンジャー」もいいメロディだなぁって感性は、ちゃんと持ってるんスけどね。 ちなみに性転換したジェネシス・P・オリッジは、往年の狂気からも逸脱して、存在自体への醜悪さの追求に、余念がないようですな。 We Hate You❤

https://www.youtube.com/watch?v=HRcgQ_e3w4g ← コレ、好き

要は、場違いな場所で場違いな音楽を聴いていたら、何故か場違いな幸福感に満たされちゃったという、個人的な体験をさらりと書いて本題に移ろうとしたところが上手くいかず(ここは「うまくできない」と灰野敬二風に、なんてやってるとますます脱線するので止めて)、そうして15分後、箱根湯本にある、目的のホテルに到着したのであった。

https://www.youtube.com/watch?v=fuUg2q-519k ← コレ、大好き

先月はこちらの会議室で合同ミーティングを行い、何しろ大涌谷の警戒レベル3がいつ解除されるかなどは人知の及ぶところでなく、この機会に出来ることは、仕事の質や職場に於ける立場の向上であろうと、具体的な策を練ったものである。

その際に皆さんから起案されたのは、総じて見える化の実践ということ。 まず、各ポジション(内務・茶引・食器洗浄)で、作業マニュアルを作成することとなった。

たとえば洗い場なんて、下げられてきた皿や器を洗浄機に入れれば、後は機械任せというイメージがいかにも強い。 一見、誰もがすぐにできそうな作業であって、実際には多種多様な食器の収納や、日ごと変わる調理場の指示を的確に把握したり、効率的で破損しないセッティングの工夫や仕上がりの確認など、大型旅館ならではの奥深さに満ちているのだと、今回のミーティングで今さらのように知る。

皆さん、経験の集積から、自然とマスターしてるんだよね。 だから新人さんが戸惑うのは他のポジションと同様で、ここに改善の余地が生まれる。 この場合、言葉や文字より、写真1枚壁に張ってある方が、より雄弁に情報を語る気がしてきた。

やっぱり視覚化することは大切で、季節ごと代わる食器類であるなら、1年かけてつど収納スペースを写真に収めてしまえばイイじゃんとなった。 去年の同じ時期、“この”器であればどこに配置されていたか、我々業者の側が把握していれば、先方の料理長が交代した場合でも、さしたる混乱もせずに済むのではないか。 全体を掌握することで、何となく主導権をこちらに移し、ややもすると一段低く扱われがちな我が仲間たちの地位向上を狙おうと言うわけ。

今月は22日(水)に全体会議がある。 どのぐらい見える化が進んでいるか、今からちょっと楽しみである(「ちょっと痛いけどステキ」という知られざる名曲もある)。

https://www.youtube.com/watch?v=MsxR0WGWcww ← ナマが100倍凄かったのは、チャーリー・パーカーと同じ理屈

カテゴリー: ホテル, 担当者の趣味、その他, 研修, 自然災害 | 話したって分からない人は変わらず分からないが、話さない事には始まらない 3 はコメントを受け付けていません。

今の季節に・・・

7月に入り、梅雨本番を迎えました。 7/3~7/5まで、平塚では恒例の七夕祭りが開催されます。

私の近況ですが、昨年から五十肩を発症しております。 梅雨のこの時期、痛みが増したり頭痛まで起きたりと、なかなか気分が乗れません!

この数日、箱根大涌谷の水蒸気爆発の警戒度は「レベル3」に格上げ(?)。 徐々に客足の戻りつつあった観光業界は、以前に増して深刻なイメージダウンが避けられません。 さらに湯本では今週、大型トラック転落死亡事故で、火災までも発生。

小田原では、走行中の新幹線内で放火殺人事件が起きたりと、私が生活している地域の周辺で、いやな出来事が続いております。

情報によれば、現在箱根ロープウエーは運行中止になっていますが、今後復帰した時に備えて、夜間に試験運転をしているみたいです。

さて、今が一番書き入れ時の、植栽の除草を行いました。 先月末、横浜の某会社様のご依頼で、大和市の老健施設の作業になります。 天候にも恵まれ、無事完了しました。

半年で草木がだいぶ伸びていましたが、写真の通りスッキリしました。

これから夏にかけて、草刈り・剪定のお仕事がございましたら、是非私までご相談下さい。

カテゴリー: ホテル, 介護関係, 健康, 協力会社, 天候, 植栽, 自然災害, 防災 | 今の季節に・・・ はコメントを受け付けていません。

話したって分からない人は変わらず分からないが、話さない事には始まらない 2

昨日(6月29日)朝、箱根湯本のホテル統括者から連絡が入る。 大型トラックがホテルの上を走る箱根新道のガードレールを突き破り、40m下の旧道に転落したという。 それが夜中の2時だったらしく、大地を揺るがす爆音に驚かされ、ナイトフロントに確認を促したとの事。

「足の裏カイカイ病(本人が勝手に命名)」という難病に悩まされ寝付けずにいた、孫8人いる63歳の「庄助」という飲み屋の元ママは、事務所から夜の明けるまで、事の次第を確認していたそうだ。 「足の裏カイカイ病」、恐るべし!

その後トラックは炎上し、これも地域性なのか消防車が到着するまで、40分かかったそうだ。 そのとき統括者がiPodで撮影したトラックの炎上風景は、TBSの報道で使用されていた。 僕も後からネットで見たが、おぉこりゃ近いわい。 消し止められたからよかったようなものの、災害時の宿泊客の避難誘導とか、ちゃんと確立しているのかしら? せっかくだから他人ごとにせず、ホテル側も我ら外注業者も、いちど確認するのにイイ機会かもしれない。 実はこの間のミーティングで、こういう非常時にどう対応すればいいのか、話題として出ていたんだよね。

更に事故の副産物として、トラックから漏れ出た化学薬品が須雲川を汚染し、アユが大量に浮いちゃってるのも映像で流れていた。 ちょうど解禁の時期と重なって、釣り客まで激減しちゃうのだろうか、弱り目に祟り目である。 即死であったろう運ちゃんには気の毒だが、追い越しかけてカーブで曲がり切れなかったという目撃情報があるそうで、勘弁してよと本音で思う。 ※

おりしも同じ日、大涌谷から1,2㎞離れた場所で粒子状のものが降ったと確認され、せっかく収まりかけていた風評被害も、再燃しそうな雰囲気。 今日は今日で、震度3の揺れが箱根湯本であったしね。 いろいろ困った話題が、続くときには続くもんだぜ。

お客さんが来ないと、月給制でない皆さんに提供できるお仕事は激減する。 こちらも出来高請求だから、少ない彼らの所得を補うにも、原資がない。 いよいよもって、2011年3月の悪夢の再来が、現実味を帯びてきた。 いくら住み込み保障とは言え、食えなきゃ他を探さざるを得ないし、引き留める術はこちらにない。 「いずれ回復を待って」なんて軽々しく言おうにも、その回復がいつになるか皆目見当つかず、こんな状況が長引けば、そもそもホテル自体の経営がおかしくなってしまう。 深刻だ。

しかし、人智を超えた自然現象など人間の力でどうにも出来ない事を、いくら考えても詮無いのである。 限られてはいてもいま可能な事を、進めていかにゃあなるまいて。

・・・と、ここまで作って昼食を兼ね、車で外出した。 12時過ぎに箱根の統括者から携帯に連絡が入り、「ニュースみた?」。 聞けば大涌谷の警戒レヴェルが、2から3に上がったとの事。 Yahooニュースには、風評被害を強調してきた箱根町観光協会に対し、あてつけの書き込みもされている。 “風評被害”の意図するところは、箱根って地名だけで(大涌谷周辺の施設には申し訳ないけど)湯本や芦ノ湖も一緒くたに危険と思われちゃ、困るってことなんだけど。 もちろん、ぼちぼち噴火が憂慮される富士山と兄妹関係にある箱根連山だから、巨大な噴火も“可能性”としてはあるわけで、でもそうなったら横浜まで含め甚大な被害をこうむる、こちらも“可能性”に繋がるのだし、あんまり拡大して捉えないでよが、生活かかった関係者の切なる願いなのだ。

電話には続きがあった。 「新幹線で焼身自殺があって、小田原付近で立ち往生してるんだって!」 ちなみに箱根町の隣が、小田原市になります。 なんて日だ!

※ その後、現地からの情報によると、トラックの運転手は入社したてで箱根新道を走るのも初めてだったらしい。 下り坂を走行中にブレーキが効かなくなり、前の車両を追い越したのは、巻き添えにしないための判断だったとか。 だとすると、文句言われる筋合いなどないどころか、英雄的行為である。 よく知りもせず悪口書いてごめんなさい。

カテゴリー: ホテル, 担当者の趣味、その他, 日常業務, 自然災害, 防災 | 話したって分からない人は変わらず分からないが、話さない事には始まらない 2 はコメントを受け付けていません。

話したって分からない人は変わらず分からないが、話さない事には始まらない 1

♪ 仕事ない シゴト、なかったんだよ! 仕方ないから会議室で会議した そしたら問題が オレの後からついてきた(きっと誰も知らない、ウシャコダ「サラ金ブルース」の節で) ♪

箱根湯本の大型ホテルだと、一館につき70~100名、従業員の皆様を抱えている。 大涌谷の蒸気プシュ~問題このかた、宿泊・日帰りのお客様の足は伸び悩み、泣きの涙に捨て処なく、湯本はひとしく、人余りのヤマ呈しおり候(「必殺仕留め人」芥川さんのナレーション風で)。

仕事なければ、多少なりとも仕事つくってご提供せねばなりません。 それでもルームメイクのみだと、1日4時間程度の扶養控除の範囲内でお勤めの主婦の方多く、「ごめんなさいね、出が少なくなっちゃって」でご勘弁頂くしかないが、いや実はそれだってとんでも大した問題で、稼げなくちゃ次の職場探す人は長引くほどに増えていき、ちょっと前の稼働率90%台まで回復した日にゃあ、人手不足がチョ~厳しい事態を迎えるのは、火を見るより明らかである。 ヤダねぇ~そんな現場、関わり合いたくも近づきたくもないねェ。

なんて弱音は立場上、口が裂けても言えないし(て言うか、口を裂く拷問なんて示唆されたら、あっさり何でもしゃべっちゃうが)、ひっそりブログにしたため留め置くものであるが、マジやばいのはホテルの寮に住み込んでいる10数名の、日給月給の方達。

仕事なければ収入もなく、それでいて寮費・光熱費はきっちり回収されるし、引っ越そうにも元手がないから動くに動けず、このままでは干上がってしまう。

住み込みの方達の仕事は、大型旅館ならではの分業によって生まれる。 昔ならルーム(仲居)さんや番頭さんがしていたはずの、布団敷き・洗い場・ごはん場(厨房とはまた別の業務)・宴会の支度と片付け・料理運びや、お部屋の茶菓子を専門にセットする茶引きなんて業務も、ウチの会社で請けている。 裏方全般引き受けている格好で、ホテル側の仕事はほぼ接客のみという徹底ぶりだ。

この人達の仕事は夕方に始まり、宴会が完了する22時過ぎにひと段落となる。 翌朝早くに出勤し、昼に片付けて一業務とみなす。 これは全国の旅館共通の慣例の様で、要は宿泊客の事情に合わせた出退勤という事だろう。

ウチが手抜きなのか、ヨソもあんまり大差ないのか知らないが、この複数セクションによるミーティングというのを、少なくとも本社を交えた形では、これまでただの一度も開いて来なんだ。 言い訳がましいが、って言うか完全に言い訳だが、夜遅く朝早い従業員を、寝なきゃいけない昼の合間に集めて話し合いなんて、物理的に困難であった。 それにお仕事を引き継いだ10数年前は、片こと日本語の日系ブラジルの人達ばかりで、皆で話し合う土壌が、そもそもないスタートであったのだ。 でも、今じゃほとんどが日本人で、中には20代30代の若い人達だっている。 若者よ、こんな時だからこそ、有意義な会議にしようじゃありませんか。

今回、ミーティングに参加した人達には、日当相当分を支給する条件とした。 単なる給与の補助ではなく、あくまでシゴトする意識で臨んでいただいたのだ。

二手に分かれディスカッションが始まると、出るわ出るわ、いろんなネタが。 こりゃもっと、早く開催すりゃあよかったわい。 遠慮からなのか、小声で発せられたグチまでも耳に届き、面白れぇ、どんどん吐き出せってなもんである。 どうせみんな、ヒマなんだから。

カテゴリー: ホテル, 担当者の趣味、その他, 研修, 自然災害 | 話したって分からない人は変わらず分からないが、話さない事には始まらない 1 はコメントを受け付けていません。

箱根湯本の 熱きエアコン分解清掃スタッフ

皆様、お疲れ様です。

前回はエアコン分解洗浄をご紹介しましたが、今回は実地の模様をお伝えします。

と言って、いつもなら中心メンバーになるはずの設備工事管理課でなく、特掃班でもなく、協力業者様ですらありません。

弊社従業員であることに変わりはないのですが、普段は箱根のホテルで日常設備員として勤務して頂いている、十川(そがわ)さんによる単独施工です。

12月入社でまだ半年のキャリアですが、エアコン分解洗浄の技術を習得するまでに、さして時間は要しませんでした。

今回の施工場所は、私の前担当現場である熱海の有料老人ホームです。

入居者様からのご依頼でした。

お客様の見てる前での作業に物怖じすることなく、挨拶◎、段取り◎、技術◎と、申し分無い施工となりました。

エアコンから回収した真っ黒な汚水をお見せすると、ビックリされていました。

「もう古いエアコンだから、効かなくても仕方ないと諦めていたの。これで今年は安心ね」。そしてもっとも嬉しいお言葉は、「来年もお願いしようかしら」。

ご満足を頂き、意気揚々と帰路に着くことが出来きました。

十川さん、お疲れ様でした!

カテゴリー: One Step, ホテル, 空調 | 箱根湯本の 熱きエアコン分解清掃スタッフ はコメントを受け付けていません。

ああ、ソウゲツか

たまには、オラも仕事してるんだぜって、自己PRぽい話なんか交えてブログ更新。

腰痛の方はひと段落で、まだ重いっちゃ重いが、日常生活に支障ないくらいには回復した。 二週間近い断酒も昨日解禁して、遅い夕食と共に麦焼酎のお湯割り一杯飲んだのだが、たいしてウマイと思えなかったうえ酒の影響からか、どうにも寝付きが悪い。 このところ、リスニング・ルームに敷いた万年床に横になって音楽を流していると、集中しながらも自然な睡魔に襲われ、小1時間しないうち夢の世界へといざなわれていったものが、昨日に限っていつまで経っても眠くならない。 眠くないだけじゃなく、意識がささくれ立っているのか、音にも集中できない。 いかん、これはイカン。 飲酒という刹那の快楽よりも、教養と健康こそが最優先されるべきであって、今日からは再び酒抜きで一日を終えるぞ~って、昼に思っても夜になれば「じゃ、一杯だけ」の気分に、きっと変わってるんだなこれが。

「桜島がドカ~ン!」という歌が80年代初頭に、全く流行らなかったし覚えているのは歌った当人と小島昇一くらいなものだろうが、「大涌谷がプシュ~」くらいの水蒸気で騒動になって以来、三件の大口契約ある箱根湯本まで風評被害はおよび(だって地理的に全く別だし、噴火したらむしろ火山灰の影響を受けるのは、横浜含む首都圏の方なんだけど)、客足が遠のいてから、早やひと月近く経つ。

実はこれ以前、慢性の人手不足と最低賃金の高騰から値上げ交渉を始めていて、「満額は無理だけど」多少はやむを得ないかなぁの好感触まで、各ホテルから得ていた矢先にコレかよ! こんなひどいことがあるのですか 私 何をすればいいのですか 悪いことは何もしていません これが神の下す裁きですか とか、片平なぎさなり切り風で唄っちゃうんだから!

頬にかかる涙片平なぎさ—在线播放—优酷网,视频高清在线观看

まったくよ、大涌谷もよ、ちっとはヒトの都合考えろよな。 一つ食せば寿命が七年延びる黒たまごも、黒カレーに黒ラーメン、黒ソフトクリームだって、これじゃ当分お預け状態じゃんか。 とくにアイスは黒いのに味はまるっきりバニラで、あれ、不思議とおいしいんだよね。

値上げどころか案の定、本日かかってきましたぜ、値下げ要請のお電話が。 値上げするまでには膨大な時間がかかっても、値下げの話なら一瞬にして成立。 頼むよ、キャンセル続出やら予約の不調やらで大変なんだからさと、おっしゃることは至極ごもっともなのだが、じゃ、景気良くなったら即あげてくれるの?なんて喉元まで出かけた問いを空しく呑み込み、来週お会いしたうえ調整しましょうとお約束。 あ~あ、薄い利益がこれでまた薄くなっちまう。 なっちまう。 なっちまう。 町田のイベントで集客5人だった時のスターボの気分だわ。 そして彼女たちは楽屋裏で、ウワ~ンと泣いたのでした。 けなげだ。

自然災害だから想定外と、言い訳できるのは国の施設と原子力発電所だけで、とくに我ら民間零細企業となれば、何があろうと結果を出さなければすぐに倒れて、誰も同情などしてくれない。 労働集約型が我らの本業ではあるが、そしてお掃除主体の経営体質から脱却しつつはあるものの、さらにこの変化を、加速せねばなるまいて。

個人的には世界初!現代音楽専門の名曲喫茶を、地元・清水で開いてみたい。 候補地は我が家から車を走らせること15分。 「やませみの湯」の隣なんて理想的❤ おお、こりゃひょっとして流行るかも! 現代音楽喫茶「やませみ」。 ラッヘンマンあたりご招待すれば、きっと気に入ってくれるはず。 なにしろここ、音、まるでしないからね。

静謐な環境の下、毎夜、三善晃の「響紋」とかリゲティの「メトロノーム」とか大音量で鳴らしながら、ときにジョン・ケージと鈴木大拙のビッグ対談を恐山のいたこを招いて実現させるなど、幸福の科学でも実現できない(する気もない)ユニークな企画目白押しで、運営してみたいものである。 しかし赤字だから責任を取れと後から言われるのも困るし、文化庁などの後援に奔走するところから始めようか。 だれか、この人類にとって意義ある文化事業の、パトロンになってはくれぬものか。

https://www.youtube.com/watch?v=QCp7bL-AWvw ←これ、狂ってる

そんな妄想に明け暮れているうち事態は収束し、4月までの活況が箱根湯本に戻らんことを! でも戻れば戻ったで、人手不足で苦労するのは目に見えてるし、やっぱこれからは現代音楽喫茶「やませみ」にスライドしていった方が無難かもしれない。 じゃないかもしれない。

http://travel.biglobe.ne.jp/onsen/spot/22000130.html

カテゴリー: ホテル, 健康, 担当者の趣味、その他, 自然災害 | ああ、ソウゲツか はコメントを受け付けていません。